女性の薄毛と食生活の関係〜大切な栄養素〜

女性の薄毛と食生活の関係〜大切な栄養素〜

最近、女性の薄毛が深刻化していますが、その原因のひとつとして食生活の変化が大きいのではないかと考えられます。もともと日本人はご飯を中心に、魚介類と芋などの根菜類、味噌・醤油などの発酵製品を多く摂っていました。

 

しかし最近の食生活は米の摂取量が減ってパン・パスタが増え、バター・チーズなどの乳製品を使ったこってりとした洋風料理や動物性たんぱく質や動物性脂肪の過剰な摂取、清涼飲料水や洋菓子など砂糖の過剰摂取が目立ちます。

 

更に、食物繊維の摂取量は大幅に減ってきています。加工食品や、コンビニ弁当、ファーストフードやファミレスで済ますことが増えたことも原因かもしれません。ただ、どうしても塩分、糖分、添加物の過剰摂取が気になるところです。バランスの取れた食事が体や髪に良いというのはわかっていても、昨今普及している食生活のスタイルでは本当に必要な成分がしっかりと摂れにくいと言う実情があります。

 

私の友人でヘアサロン勤務の女性がいるのですが、彼女の話だとお客様にもとても偏食な方がいて、もう長い間来店されているお客様みたいなのですが、ある時入れ歯の調子がおかしくなって物が食べれないと言われたそうです。「ちゃんと治して食べないと体の調子が崩れますよ」とお伝えしたそうですが、しばらく放置をしてたそうです。

 

すると半年後くらいに久しぶりに来店されてとても驚きました。髪の毛の太さが半分くらいになられて毛質もパサパサに、量もスカスカになってたらしいのです。食べ物の摂取でこんなにも変わるものなのですね。栄養バランスの必要性など、今現在のそのお客様に最も必要な栄養補給についてを詳しくお話させていただくことで、お客様も納得していただけたのか食生活を治していただけることになったそうです。半年程たちましたが、まだ完璧に元には戻っておりませんが徐々に頭頂部の毛髪がしっかりとハリが出始めてきたらしいですよ。

髪に必要な栄養素の具体例

この様に、本当に栄養バランスは大切なのです。それでは、毛髪にとって何よりも必要な栄養素とはどういったものでしょうか?

 

まず、髪の毛はケラチンというタンパク質からできています。ですので肉類・魚類・大豆などの豆類・卵・乳製品を適度に摂ることが必要なのです。そして体内の酵素のほとんどは亜鉛が無くては働かないくらいに、亜鉛が重要な栄養素です。タンパク質をいくらとっても、亜鉛がないとあまり効果を発揮できないのですね。亜鉛は、牡蠣・レバー・納豆・鰻・蛸・ほうれん草などに含まれています。

 

次に大切なのが鉄分です。鉄分は血液循環に大事な栄養素です。血行が悪くなると栄養分が運ばれにくくなるのでケラチン合成の妨げになってしまうのですね。鉄分は、ひじき・海苔・しじみ・ごま・にぼし・ほうれん草・レバーなどに含まれています。

 

また、ビタミンBは抜け毛を予防する頭皮の血行改善に必要です。特にB6はタンパク質の代謝を促進させます。かぼちゃ、にんじんなどの緑黄色野菜・レモンなどの柑橘類・バナナ・まぐろ・さんま・鰹・鰯・玄米などに含まれています。ビタミンA・C・Eは抗酸化作用があって活性酸素を除去・皮脂の酸化防止など薄毛の進行を抑えることができます。レバー・アンコウの肝・すじこ・赤ピーマン・ゆず(果皮)などです。

 

更に、ミネラルは髪を健康にして発育を促します。ひじき・昆布・わかめなどに含まれています。また、イソフラボン・カプサイシンの2つを一緒にとると発毛作用のあるペプチド(IGF-1)を増やします。

 

以上、これらをバランスよく食べる事が必要なのです。

 

脱毛・薄毛の原因として、何種類かの説が報告されていますが、その中で栄養バランス説と栄養・食事説があります。栄養バランス説では、欧米人に薄毛が多くて発展途上国には少ないといった事例がでています。これは動物性たんぱく質の過多やダイエットなどが関係していると見て間違いないでしょう。そして栄養・食事説ではバランスの良い栄養・食事を摂らないと脱毛や薄毛の要因になると言われています。

 

毛が薄くなる原因としてCa(カルシウム)不足が取り上げられています。それを補うには生野菜・チーズ・牛乳・わかめなどを積極的に取るのがいいでしょう。バランスの取れた食事と規則正しい生活、そしてストレスをなるべくためない事、それが重要なのです。

女性薄毛